181日目:MEFILAS メフィラス Media Field Language

http://mefilas.com/
MEFILAS メフィラス Media Field Language

こんにちは、 ニコでーす。


今日は株式会社メフィラスのサイトを分析したいと思います!
この会社はインターネット、インタラクティブメディアに関わる仕事を行っている会社です。ぱっと見はよく見る制作会社のサイトのようです。が!このサイト、サイトの中にある「しかけ」が施されているんです。サイト右上の「メフィラスクエスト」のバナーをクリックすると…!なんとRPGゲームが始まります。なんだか懐かしいゲームを思い出すビジュアルです…。
ゲームを進めて、敵を倒すと、どんなオフィスなのか、制作に使っている機材についてなど、会社についての情報が表示されます。これは…求人のためのコンテンツなのですね…!
求人というと、よくあるのは「○○な会社です人材募集!」など呼びかけているものですが、さすが制作会社、ゲームを作って会社を紹介+人材募集してしまうとは、うまい!このコンテンツのおかげで制作を楽しんでいる会社なんだなという印象を与える事ができますし、会社の雰囲気や求める人材像も伝える事ができちゃっています。「求人募集でゲーム作っちゃう会社だよ!なんでも楽しんでモノ作りする人カモン!」このコンテンツを見てそう思いませんか?「人材募集してます!」「○○な会社です!」なんて書かなくてもこのコンテンツを体験してみればどういう会社なのか感じ取る事ができます。
会社のコンセプトや、あり方をゲームだけで表現してしまうなんて、びっくりです。
久しぶりに興奮したニコなのでした。

では、またー。

180日目:UNIQLO|FALL/WINTER 2011 +J FINAL COLLECTION

http://www.uniqlo.com/plusj/fw2011/jp/
FALL/WINTER 2011 +J FINAL COLLECTION

こんにちは、 2代目イチコでーす。



今日はUNIQLOの「+J」2011年秋冬 ラストコレクションのスペシャルサイトを観察!
UNIQLOといえば、もはや誰もが知っているであろうアパレルブランド。価格の安さと品質の良さ、ベーシックなデザインと豊富なカラーが特徴的です。商品のプロモーション方法やビジュアル的な面でも注目される事が多く、いまや海外でも「日本のブランド」として認知されています。
そんなUNIQLOの「+J」は、ファッションデザイナーのジル・サンダー氏とのコラボレーションブランドです。これによりUNIQLOはベーシックなデザインにとどまらず、よりファッショナブルなブランド展開もできるという印象を人々に与えたのではないでしょうか。

「ラストコレクション」という言葉が気になりますが、どうやら今年で+Jブランドは終了とのこと。

最後の+Jブランドサイトは、まるで映画の予告編のような始まり。鮮烈なピアノの音とともに、商品が映し出されます。Flashで構成されており、ゆっくりと横にスライドする商品をクリックすると、中央に表示されるシンプルなものです。

このサイトですごいと感じたのは「UNIQLO」としての、「+J」ブランドの見せ方。
UNIQLOのサイトは、見ると分かるのですが非常に広告っぽくて「安さ」が際立つような作りがなされています。+JはUNIQLO内のブランドとはいえ、訴求方法は「安さ」ではおかしいという話になってしまいます。そこでフォントをのみ利用するという形でサイトが作られているのですが、不思議な事にこれだけでちゃんとUNIQLOであると伝わってきます。商品名はフォントサイズを下げるなどしておとなしさを出しつつも、要素はUNIQLOサイトと同じなんですね。
なので、本当にすごいと思ったのは見せ方というよりこのUNIQLOフォントの訴求力なのですが。。さすがです、佐藤さん。
価格が手頃であるという事は周知の事実です。なので、あとは+J独特の素材やデザイン性について語ってしまえば、普段のUNIQLOとはひと味違う、+Jブランドサイトとして完成するのですね。音楽もより一層のセンスを感じます、良い意味で耳に残る感じ。

それにしても、今季で最後なのですねー。次はまた、新たなブランドがつくられるのでしょうか。
例に違わずUNIQLOユーザーのイチコとしては、+J終了後のUNIQLOの動向が気になるところです。

では、また〜

179日目:fireworks

http://enjoyfireworks.jp/
fireworks

こんにちは、 ニコでーす。

トップのデザインと、タイトルで花火のサイトという事が分かりますね!そう、本日分析するサイトは花火のサイトです。そもそもこのサイト「花火のセレクトショップ」をコンセプトに、立ち上げられた「fireworks」というプロジェクトのサイトです。
http://wearemethod.com/620


上記URLと、サイトのAboutページをよく読んでみると「新しい花火の楽しみ方」を提供するために立ち上げられたプロジェクトのようです。ふむふむ、では「新しい楽しみ方」とは何でしょう?読み進めると、どうやら「花火を吟味して選ぶ」事のようです。
そして吟味して選ぶときの「体験」を楽しんでほしいようです。なるほど、花火をするだけではなくその前段階の準備から楽しんでもらおうという事ですね。

そうして考えると「吟味して選ぶ」という行為をデザインする事がこのプロジェクトでは肝になる訳ですが、ウェブサイトではその肝をどのような形で表しているか分析したいと思います。

まずトップで、どーんと商品のビジュアルが打ち出されています。こうしてみると花火はプロダクト的にとても面白い形をしているなと再認識できますね。Aboutページでは商品をクリックすると、花火の特徴やどんなシーンで楽しめるのかといった内容文章が表示されます。文章の内容がまるでワインをすすめるソムリエのような感じがしました。このサイトは、商品をしっかり見せることによって「吟味して選ぶ」という事をさせようとしているのかもしれません。

他に考えられる見せかたとしては、「選ぶ」ことに特化してみると言う事が考えられるかもしれません。「花火を行う場所で選ぶ」「一緒にやる人で選ぶ」「商品の形で選ぶ」「商品の名前で選ぶ」で商品が分けられていて自分の好きな選び方かたができる。そうなると選ぶときの「体験」も重要ですから花火を選ぶインタフェースにひねりが必要そうですね。
むむむ…自分で実際に考えてみると商品の特徴や打出したことを的確にデザインで表現するって難しいですね…。デザインに悩めるニコなのでした。

178日目:NIKE FREE VOICE | ナイキ フリーボイス

http://nike.jp/nikefreevoice/
NIKE FREE VOICE | ナイキ フリーボイス

こんにちは、 ニコでーす。

今日はNIKE FREE VOICEのウェブサイトを観察しまーす。
このサイト、商品の訴求の仕方がとってもステキだなと以前から感じていました。今日はニコなりにこのNIKE FREE VOICEはどのような事を訴求する為にこのデザインになったかを観察して行きたいと思います。

まずは、商品を知る事から!
NIKE FREEはランニングシューズとトレーニングシューズの2種類。「ハダシ感覚を実現するシューズ」として開発されたそうです。そして研究によると、裸足で走ると足が鍛えられる事が分かっているそうです。つまり、この”ハダシ感覚”のシューズを履いて運動する事によって、自分の足の眠っている筋力が鍛えられ、パフォーマンスをあげる事ができる!という事がこの商品のウリなのではないでしょうか?

ここで少しNIKEというブランドについても考えてみました。
個人的に、NIKEはとても革命的なブランドだなと思っています。今回のランニングシューズを例に比較してみると、一般的なものは「履くと○○な走りができる。」といって作られている物が多いと思うのですが、一方NIKEは「履くと足が鍛えられる。鍛えた足で走ればランニングシューズいらないんじゃね?鍛えた足がランニングシューズさっ!」といっているように思えます(…いいすぎかも知れませんが)。既存のシューズ概念を打ち破る想いで製品を作っているブランドなのではないかとニコは思いました…!

さて、それらをふまえてこのサイトを観察してみます。
トップにはたくさんのアスリートがNIKE FREEを持ってポーズをしている画像が現れます。クリックすると各アスリートのNIKE FREEを使った感想が表示されます。感想の内容は「足が鍛えられます!」「これを履いて良い動きができるように頑張ります!」といった内容が中心です。これらから受ける印象は、「アスリートの体作りに一役買っているNIKE FREE」「足の筋力を鍛える事ができるシューズ」といった事だと感じ取れます。
トップデザインで、がつーんとコンセプトを語っちゃうとは…NIKEすごい!
商品のウリと特徴をアスリートに語ってもらう事で説得力も増しますし、なにより見せ方がかっこいいっ!

と、今回は勝手に商品のコンセプトなどを妄想してウェブサイトを分析してみました。
デザインから製品のコンセプトやブランドの背景などを読み解くのって楽しいなと感じているニコなのでした。
では、また〜。

176日目:資生堂 Ag+

http://www.shiseido.co.jp/ag/#/top/
資生堂 Ag+

こんにちは、 ニコでーす。

暑い日が続き、汗をたくさんかく日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
ニコはこの間制汗スプレーが切れてしまい慌ててコンビニに買いに行きました。
その時手に取った商品がAg+。本日はその商品のウェブサイトを観察したいと思いまーす!

サイトに入るといい感じの男女のイメージが、男性が女性の脇の下に顔を近づけると…なんと洗濯バサミが鼻に!顔もすごく嫌そうな顔…。相当臭っていたのでしょうね…。しかし、こんなインパクトの強いイメージを見せられると「この商品をつければ、他人が嗅いでも、においを感じさせないんだな!」という印象を受けます。そして画面の左側には、におい鑑定人のおばさんとともに一言メッセージがあらわれます。におい鑑定人というちゃんとした資格を持った人を起用することで、この商品の効き目の信頼度はかなり高いものになっているのではないでしょうか。
トップページを見て受けるイメージは「におい鑑定人を起用していて、においについてきちんと研究しているから効きそう、他人が脇の臭いを嗅いでも、臭わないくらい汗と臭いを押さえられそうな商品。」ということかなと思いました。ビジュアルでそれを伝えしまうなんて…すごい!
次に、じゃ、この商品の何がそんなに効くの?と疑問に思います。そこをこのサイトは汗と臭いの関係に絡めてきちんと商品の特徴を図解で丁寧に説明してくれています。これを見るだけでなぜ効くのか納得できるし、商品を信頼できるなと思っちゃいます。

制汗スプレーって以外と「○○成分配合!」とか「○○エキスがしっかり消臭!」など書いてあるのですが、どんな風に効くのか分かりやすく説明されていないので、「なんとなく効きそう」というイメージで終わってしまいがちだと思います。その点、このAg+は配合してる成分がどのように臭いの元を断つのかを分かりやすく、かつストレートに表現しているので「必ず効く!」といったイメージを商品に抱きます。

コンビニで手に取った理由はきっとニコの頭の中に「きちんと臭いを押さえられそうなスプレー。」という商品イメージがあったからだと思います。CMなどを目にして知らず知らず、いつの間にかイメージができていたんでしょうね。

よくよく考えるとCMって15秒くらい。その短い間に商品のイメージや良さをビジュアルで伝えるってかなり大変な事だと思うんです。商品の特徴や訴求したいポイントをきちんと理解しないといけません。ウェブサイトもそれとおなじで、商品のこの部分訴求したいからこういう見せ方、構成にするって考えないといけないんだなと感じました。当たり前の事なのかもしれませんが、あらためて気づいたニコなのでした。

177日目:ウィダーinゼリー|Smart Food, Smart Life

http://www.weider-jp.com/smartfood/
Smart Food, Smart Life

こんにちは、 2代目イチコでーす。


今日はウィダーinゼリーのゆる〜いサイトを観察しました。
ウィダーinゼリー「Smart Food, Smart Life」。
このサイトでは、ウィダーinゼリーが現代の「スマートな生き方」に合わせたスマートな食品であるという事を掲げて、スマートフード・ウィダーinゼリーはどう素晴らしいのかをシュールなイラストで展開しています。
デザインはとてもシンプルで、トップページではこぢんまりとウィダーinゼリーが登場します。
クリックで4つのコンテンツが出現し、コンセプトと、スマートにウィダーinゼリーを摂取できるシーンの紹介を見る事ができます。

このサイトの素敵な所といえば、なによりも「イラストの力」と「コピーの力」!
このサイトがコンセプトで掲げる「合理的で無駄のない高機能スマートフード」って、かなり偏った言い方ですよね。やや強引というか…。下手すると、非難を浴びることもあり得ると思います。
しかしこのサイトでは、その強引さをゆるいイラストとコピーで表現することによって「おもしろさ」を生み出し、「言い過ぎくらいがおもしろい」というトーンをうまく作っています。このトーンのおかげでユーザは「あ、ギャグなんだ」と理解して、コンテンツそのものを楽しむことができます。
イチコも「なんだそりゃ」と思いながら、次にどんなネタがくるんだろうと、ついつい最後まで見ちゃいました。
ここで、全てギャグと捉えられてしまっては駄目なのでは?と思ったのですが、ウィダーinゼリーの飲み方や効能なんて、多くの人が知っている情報なんですよね。そもそも、それらの情報はここではなく商品のページで知ってもらえれば良い訳です。
そう考えるとこのサイトは、本当にゆる〜いノリでウィダーinゼリーの小ネタを楽しむサイトになってしまうのですが、商品を忘れてもらわない、リマインドのためにはちょうど良いなと思いました。
寄藤文平さんのテイストに似ていますね。個人的にツボですー。

では、またー

175日目:AXE SPRAYAWAY

http://www.axesprayaway.com/
AXE SPRAYAWAY

こんにちは、 2代目イチコでーす。


今日はAXEのプロモーションコンテンツ「AXE SPRAYAWAY」を観察しました。
AXEはフランスで誕生したフレグランスやデオドラントスプレーですが、最近は日本でもかなり有名になっています。
特に日本のブランドサイトスペシャルサイトは話題になるものが多く、イチコもいつのまにか「名前だけは知っている」存在でした。
AXE SPRAYAWAYは数ヶ月前にリリースされたコンテンツ。一言で説明すると「消臭スプレーでサイトも消せちゃう」というものです。
まずはサイト中央のスプレー画像をドラッグして、ブックマークバーに追加します(※Google Chromeではドラッグできませんでした。SafariFirefoxがおすすめ)。バーに「AXE SPRAY!」と追加されます。
次に適当なサイトへ行き、先ほど追加したブックマークバーの「AXE SPRAY!」をクリック。するとAXEスプレーがマウスの動きにくっついてきます。クリックするとスプレーが噴射され、サイト上のテキストや画像を消す事ができちゃうんです。

一体これって、どういう構造になっているのでしょうか。その辺りに強くないのですが、ひとまずウィキを消しまくってみました。

しゅー


すっきり。
どうやら画像とテキストリンクが消せるみたいです。

正直、商品のプロモーション以外にはまったく使えないコンテンツです。
しかし逆に使えないからこそコンテンツそのものの精度だったり面白さ、新鮮さが問われるわけで、それらが魅力となって話題を呼んたのだなと思います。つまり、使えないのに良くできているんです。
「消臭」にかけて「サイトを消す」という発想と、コンテンツの単純さ、ふたつのわかりやすさがターゲットにはちょうど良かったのかもしれません。

メインサイトだけでなく、小さなコンテンツにまで力が入っているというのは、とても魅力的だなと思います。お菓子のおまけと似たような感覚で、おまけのクオリティが高いとお菓子そのものも好きになってしまうというか…これってもしかしてイチコだけでしょうか。


今はまだまだ、サイトのすみっこの小さなページしか作っていないイチコですが、小さいからこそ魅力的にしたいなと思いました。頑張るぞー

では、また!