124日目:交通広告 どっちがへん?

こんにちは、 ミツコでーす。
こんにちは!最近寒くなってきましたね。おかげで朝起きるのに奮闘しているミツコですが、今日は東急電鉄の交通広告「どっちがへん?」を観察したいと思いまーす☆

その昔、ミツコは東急線沿いに住んでいたのですが、はじめて「どっちがへん?」を見た時、思わず足を止めてしまったことを覚えています。私が始めてみた「どっちがへん?」は、赤背景のヘチマをもった少年と、電車の中で携帯電話をもった少年を比べたものでした。

まず、このゆるーい空気漂うイラストに衝撃を受けました。ゆるい線で描かれた、ゆるい表情のイラスト。ゆるいんだけど、雑に見えない。おしゃれに見える。完成した表現に見える。ものすごく絶妙な表現だよなあ。って思いました。
そして、やっぱり気の抜けた「どっちがへん?」(←すべて平仮名なのもやわらかさを出すためでしょう。)というコピー。「どっちがへん?」って一言聞かれるとついつい考えてしまいます。足を止めてしまいます。そして、このポスターの「どっちがへん?」はけっこう難しいです。間違い探しのようになっていて、ぶっちゃけどっちも変です。ヘチマを耳にあてるのだって、オオカミが舌を出して、ブタを追いかけてるのだって、変な光景です。なので、まじまじと考えてしまいます。まあ、交通マナーの広告なので、って理由で「なるほどね、電車の中で携帯電話はよくないよね。」と答えは出るのですが、「いや、どっちも変だろ!!」ってツッコミたくなります。」ミツコ的にはヘチマのヤツとか、色合いが色合いだけに、どっちも不思議だよ!変だよ!!って思いましたし。もしかしたら、「どっちがへん?」の制作者の答えは「どっちも変でしょ?でもねマナーを守らないってことはどんな変な光景よりもおかしなコトなんですよ!」ってことを伝えたいのかもしれませんね。(←ミツコの予想ですよ)

それにしても、駅にあるマナーの広告って、ゆるくて気の抜けるものが多いですよね。(「家でやろう。」や「かけニャーイさん」など…)それはきっと、忙しくぐるぐる働く人達が利用する場所だから、そういった人達をきびしく注意する方法だと見た人の気分を少し悪くしてしまって、よりよい環境を作るつもりで出している広告が気分を害してしまってはもともこもない!!ってことでゆるくって少し笑える表現にしているんでしょうね。しかし、イラストは本当に素敵ですね。憧れちゃうなあ〜。