27日目:旅にアイデア idea.JAL
今日観察したのはJALのスペシャルサイト、「http://www.idea-jal.jp/」です。JALのトップを見ると「夏の旅行にいいものって?空の旅を考える各世代5人が登場。」というテキストから誘導されていますね。
各年代の男女5人(古田敦也さんやパックン)が旅について会議しているCMもオンエアされています。CMは見たことあったのですが、このようなウェブサイトが立ち上がっていたのですね。
この企画のうまいところは、CMとウェブサイトのつながり、あるいは切り分けじゃないでしょうか。
複数人集まってもらって会議してもらう、というのはいろんな意見をひろいやすかったり、いろんな意見を見せやすかったりしてよくあると思うんですが、会議の様子はCM(映像)としてだけ見せて、その答えとしてJALがどのようなアイデアを実現させているのかはウェブで見せているところがいいですね。
なんかスッキリしていて分かりやすいです。
ウェブサイトの方にはいろんなアイデアが並んでいて、クリックするとそのアイデアをナビゲートしてくれる人が、立ち上がったり指を指したりするのがにくい演出ですね。いわゆるPIPですが、そんなにくどい使い方じゃなくて好印象。
1点思ったのは、idea.JALの説明文に
お客さまの「あったらいいな」や「こうしてほしい」を聞いてどんどんカタチにしていきたい
とあったので、ユーザーの声をもとにつくられたプランなのかなーと思ったのですが、そこがウェブサイトの見せ方では伝わらなかった点。
「お客さまのこういう声で、こうなりました」という見せ方だったら、ナルホド〜と思ってもっと興味をもつのになぁと思いました。
「あなたも会議に参加しよう」としてフォームを用意しておいても良いのかなぁと思いました。でもまぁ、問い合わせが増えるのも困ったり、実際に意見がどれだけ実現されたの?という邪推をされたりするから大変なのかもしれませんね。
では、また〜