9日目 : 深海ワンダー

http://www.mext.go.jp/wonder/shinkai/

深海ワンダー

こんにちは、 ミツコでーす。

こんにちは!本日観察したのは文部科学省の「深海ワンダー」というコンテンツです。

ミツコはこのコンテンツを見て、深海に興味を持ちました。わくわくしました。
どうして興味を抱くことができたのか?わくわくしたのか?

以下、観察レポートです。

このサイトの目的は
子供達に、
深海の生物や研究の様子を紹介する。ということだけではありません。

「深海」という未知の領域に対して興味を持つキッカケとなること、
そして興味を抱いたら、自分の力で調べたい!
知らないことを知ることって面白いんだ!
と思ってもらうことが目的なのだと思います。

そして、これを見た子供達が将来、大人になった時、
何世代にもわたって続けられている「海」の研究に参加する。

ということが、このサイトに託された夢のような気がします。

子供達に興味を抱いてもらう、調べる楽しさを感じてもらう為に、

「潜水艦に乗って深海探検をする!」

という子供(特に男の子?)の喜びそうなコンテンツをメインにしています。

今すぐたんけん!をクリックすると
深海ワンダー号に乗って、深海を探検することができます。
ナビゲーターは「ジュール」という人工頭脳。ジュールの声に導かれながら
深海の生物の写真を取って、報告書に記録していきます。
写真を撮るタイミングによって、ジュールのコメントが「まあいいでしょう」
「これは完璧ですね」「なんとかとれましたね」「ぎりぎりですね」
と変化するのも、子供達を飽きさせない工夫だと思います。
また突然、未知の海流に飲み込まれて、操作がしづらくなり、
海流を抜けると、誰にも発見されていない海にたどりつきます。

「誰にも発見されていない海」というキーワードにわくわくしました。

そして、冒険の最後では自分で深海生物をデザインし、海に解き放つことも
出来ます。(プリクラに落書きする感覚で作れるので、子供達にも操作しやすそうだな。と思いました。)
ジュール曰く
「想像を巡らせ、未知の世界を思い描くことも、立派な深海探検」
だそうです。

一連の演出や台詞で、子供達に興味をもってもらいたい!!という
意思が、ひしひしと伝わってきました。


また、探検コンテンツの他にも、

現場インタビューというものもあります。
現場インタビューでは
深海生物の博士 と 深海技術の専門家 と 深海のパイロット
の人のインタビューが動画で紹介されています。
子供を対象としたものであるから文章ではなく動画なのだと思います。

インタビューはQ1 ~ Q10の質問に答えていく、という形ですすみます。
質問内容は、職業によって差はあるのですが、
「自己紹介」と「どうすれば○○になれますか?」と「どんな小学生でしたか?」と「一言メッセージをお願いします」
という項目は必ずありました。
このコンテンツを見て、このサイトのターゲットが明確になりました。

三人の研究者たちは、それぞれ、
子供達に
●まだまだ、知らない未知の領域がたくさんあること、
●将来一緒に研究をしよう!
●なにをするにも興味を持って好きになることが一番大切。
的なことをやさしく伝えています。

小学校の授業とかで、このコンテンツが紹介されればいいのにな。

あと、二回目の探検では、
「覚えていますか?ジュールです。」と挨拶してくれます。
細かいところまで気を使っているなあ。 と思いました。


"将来の夢"ってものを作文とかで書いてた小学生時代を
思い出したミツコでした