8日目:Hondaトップページ ベータ2

http://www.honda.co.jp/top-box/?from=top

Hondaトップページ ベータ2


こんにちは、 イチコでーす。
本日観察したのはHondaのco.jpサイトです。現在試験的にトップページをリニューアル中らしく、トップページから「Hondaトップページ ベータ2を公開しました。引き続きご意見募集中」というテキストリンクで誘導されています。
これだけ大きな企業だといきなりリニューアルして「使い辛くなった」と言われたときの対応が難しいための措置なのでしょうか。


ではでは、観察してみますっ!
観察してみたところ、Hondaのトップページ ベータ2の上部はずいぶんスッキリしていますね〜。co.jpサイトでは、上部にメニューがあるのが普通ですが、メニュー一覧は下部にだけ配置されているんですね。
左側に「クルマ」「バイク」「汎用製品」「モータースポーツ」といった商品カテゴリーはありますが、co.jpサイトでは変わったつくりです。

競合他社サイトとのロゴサイズの違い

上部メニューってあまり高さをとらないので、ロゴもそれに合わせて小さくなってしまいますが、このつくりだとロゴが大きく配置出来ますね。

見せたい情報をコントロール出来る。

バナーが大きく、そして多く配置されているのが印象的。今回のリニューアルに対する意見募集のフォームを見てみると「新しいページデザインになって、今まで知らなかったコンテンツが見つかりましたか?」という質問事項が目に留まりました。
HondaはHonda Green Machineや、先日ミツコが観察していたインサイト・ボイスなどウェブ独自のプロモーションが他社に比べると力を入れていますよね。そうしてつくったウェブサイトをもっとトップページから誘導してあげることが今回のリニューアルでの大きなポイントでしょうか?
この見せ方ってUNIQLOのトップページに似てますね。

ターゲットはクルマに関心がない人?

さらに他社との違いをイチコは観察してみました。他社のサイトを見ているとクルマの写真が大きく見せてあるのですが、Hondaは違いますね。キャプチャを見て頂ければ分かると思いますが、ファーストビューで飛び込んでくるのはチャーリーブラウンのイラストなんです。このことから考察してみるに、ターゲットは「クルマにあまり関心が無い人」なのかもしれません。
左側に商品カテゴリーのメニューが配置されていますが、きっとそう、クルマに関心がある人はそのラベルであったり、検索エンジン経由で商品ページへダイレクトに飛んでしまいますよね。イチコはクルマに興味が無いのでクルマの写真が大きく出されても何の興味も抱きませんが、チャーリーブラウンだったらクリックします。クリックしました。

イチコは最近テレビなどで”ハイブリットカー””インサイト”という単語をよく目にします。Honda=ハイブリットカー、Honda=環境に配慮したメーカーであるというイメージがこの戦略から植え付けられたんですが、そうしてHondaというメーカーに興味をもったイチコのような人が、Hondaのトップページに飛んだときに求める情報ってクルマの商品情報じゃないんですよね。
ハイブリットカーってなに?インサイトってなに?っていうことだと思うんです。それが解決されたうまいリニューアルだなーと思いました。
では、また〜