134日目:フランク・ブラングィン −伝説の英国人画家 松方コレクション誕生の物語−

http://www.fb2010.jp/
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こんにちは、 イチコで〜す。

今日観察したのは、国立西洋美術館で来年2月より展示が開始する「フランク・ブラングィン展」のウェブサイトです。
展示のウェブサイトとしてこうしたスペシャルサイトが立ち上がるのはなかなか珍しいですね!


サイトへアクセスするとまず「私の職業診断を受けたいのは、君か?」と問われます。NOを押すと展示会情報のページへと飛ぶのですが、YESを選ぶとフランクの診断が始まります。
いくつかの簡単な2択に答えていくと、職業診断の結果が表れます。イチコは「コレクタータイプ」でした。他には工芸デザイナータイプや、壁画装飾家といった職業が診断されるもよう。
そしてその後「君におすすめの展示は」と、展示の内容紹介に誘導しているんですね。


このフランクという人物は、絵画だけでなくカーペット、家具、陶磁器、版画や挿画本にも制作範囲を広げていた画家のようなんですが、そんな多彩な顔をもつ彼の展示だからこそ、今回のようなウェブサイトの企画になったのだと思います。
どうして、一作家の展示で職業診断なんだろう??と思いましたが、そうしたプロフィールを見ると納得です。
どれだけ素敵に作品を見せてあげても「画家さんの展示ね」という印象で終わってしまわないような施策だったのだと思います。
また、イチコは今回までフランク・ブラングィンという人物を知りませんでした。他の画家に比べると著名度が低い為に、職業診断というコンテンツをもって展示のPRを行う目的があったのではとイチコは思いました。
こんなポスターもあるようなのですが、「君に向いている職業はいったい何?」と映画の告知のようなコピー。展示内容については一切書かれていないことからもその辺のことが伺い知れますね。
では、また〜